京都精華大学/京都の伝統産業実行委員会制作によります「TICリレーション」の最新Vol.5が発行になりました。
TICリレーションは、
TIC=Traditional industrial Craft (伝統工芸産業)にまつわる人・モノ・世代のつながり(=リレーション)を深化させ、その優れた技術と文化を未来に継承していくことを目指して,
毎年、京都精華大学さんが発行されている情報誌です。
今号では、「木版と本屋さん」というテーマで京都の木版職人のすばらしい手技と、
日本で唯一、現在も木版出版を継続されている美術出版の芸艸堂さんの取材を通じて
現代における木版画の価値、意味、を再考されております。
何工程もの摺りをへて出来上がった美しい木版画、
そして、芸艸堂さんこ蔵に大切に保管されている芸術品とも呼べる数々の版木、
それらを撮影するために間近に拝見できたことはこの仕事をさせていただく役得とでもいいましょうか。。。
たいへん楽しい仕事でした。
2月19ー23日まで京都市美術館別館で「手技に学ぶ」展として、
京都精華大学 卒業制作展と併催されておりますのでお時間のある方はぜひ足を運んでみてください。
精華大学 手技に学ぶ:http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/event/event/2014/02/19/21296/